社用車は中古車を法人購入?リース?4サービス比較

社用車は中古で買う?リース? クリップボードを持つ事務員と白い商用バン 事業とお金の管理
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おけい
おけい
こんにちは、建設業7年目のおけいです。私の会社では、社員用の車を1台、長期契約のレンタカーで借りています。車はプロボックスで、月66,000円です。最近、社内で「中古車を買ったほうが安いのでは?」という話が出ました。そこで中古車の購入サイトやカーリースのサイトをいくつも見比べています。まだ検討中の段階で、わかったことをまとめます。

🔍 先に結論

  • 社用車の選び方は「買う」と「借りる(リース)」で向いている会社が違う
  • 今のレンタカー代に保険・車検・修理が含まれているなら、月額と車の値段だけで比べない
  • 中古車サイトは得意なことが違う。車種が決まっているか、いろいろ見たいかで選ぶ
  • プロボックスのような貨物車は、中古で買うと最短2年で経費にできる。リースの扱いは契約しだいなので税理士に確認

社用車のレンタカーを「中古で買ったほうが得?」と話が出た

今のレンタカーは、月66,000円で、保険・車検・修理が料金に含まれています。
1年にすると79万2,000円です。
数字だけ見ると「この金額なら中古車が買えるのでは?」と思いますよね。

ただ、買った場合は、今の料金に含まれている保険・車検・修理を会社が別に払うことになります。
レンタカー代と車の値段だけを並べると、買うほうが実際より安く見えてしまいます。
まずは「今の料金に何が入っているか」を書き出すところから始めました。

事務所で女性事務員と社長がレンタカーの契約書と電卓を前に考えている様子

中古車を法人で購入したら、別に払う費用

買ったときに会社が払うものを、表にしました。
見積もりを取るときは、この表の右の列を埋めてから比べてください。

費用今のレンタカー中古車を買った場合
車の代金月額に含まれる購入時にまとめて払う(ローンなら分割)
任意保険月額に含まれる会社で別に加入する
車検月額に含まれる会社で受ける。4ナンバーの貨物車は2回目から毎年
修理・タイヤ・オイル月額に含まれるそのつど会社が払う
自動車税・重量税・自賠責保険契約書で確認会社が払う
故障したときの代わりの車契約書で確認自分で手配する

見落としやすいのが車検の回数です。
プロボックスのような4ナンバーの貨物車は、乗用車と違い、初回の2年のあとは1年ごとに車検があります。
中古で買う場合は、ほとんどが毎年の車検になると考えておきましょう。

もう一つは故障したときの手間です。
レンタカーなら連絡すれば対応してもらえますが、買った車は修理工場を探して、その間の足も自分で用意します。
現場へ向かう車が止まると、仕事にも響きます。

けいりん
けいりん
比べるときは「1年間で全部でいくらか」にそろえるのがコツだよ!車検が毎年ある車なら、その分も1年分に入れてね^^

中古車サイト・カーリース4サービスを見比べた感想

私が見たのは、ガリバー・オトロン・オリックスカーリース・エンキロの4つです。
見比べてわかったのは、「買う」サービスと「借りる」サービスが混ざっていることでした。
公式サイトに書いてあることと、私が見て感じたことを分けてまとめます(2026年10月時点)。

サービス種類運営会社法人での契約
ガリバー中古車を買う株式会社IDOM公式サイトに記載なし(店舗で確認)
オトロン中古車を買う(お店独自のローンあり)オトロンカーズ株式会社公式サイトに記載なし(店舗で確認)
オリックスカーリース新車・中古車を借りるオリックス自動車株式会社法人向けプランあり
エンキロ走った距離に応じて払うリースDRD4株式会社法人プランあり

ガリバー:買いたい車種が決まっているなら見やすい

ガリバーは、いろいろな車を見比べるというより、希望の車を探してもらう使い方が合っていると感じました。
車種・年式・予算などを伝えると、スタッフがネットに出ていない在庫も含めて希望に合う車を提案してくれるサービス(中古車ご提案サービス)があります。
公式サイトでは、有料の保証(国産車は最長10年)や、条件つきで購入後に返品できるサービス(国産車は納車後100日以内)も案内されています。

一方で、「どんな車があるか、まず一覧で見たい」ときは見づらいと感じました。
「プロボックスで、予算はこのくらい」と決まっている会社に向いています。

\車種と予算が決まっているなら/

ガリバーに希望の車を探してもらう

オトロン:いろいろな車を見られて、自社ローンがある

オトロンは、たくさんの車を一覧で見られるのが良いところでした。
運営会社は、2024年にオートバックスセブンのグループに入った会社です。
公式サイトによると、お店独自のローン(自社ローン)で車を買えて、無料の仮審査も用意されています。

自社ローンは、銀行や信販会社ではなく、お店が直接お金を貸す仕組みです。
私はローンの条件や金利をもう少し調べてから判断したいと思っています。
会社で使うなら、法人名義で契約できるかも合わせて確認が必要です。

オリックスカーリース:法人向けに中古車リースがある

オリックスカーリースは、法人向けの「ビジネスカーリース」があります。
公式の法人向けページによると、中古車はオリックスが持っている車だけを扱い、全車が修復歴なしと案内されています。

契約の前に知っておきたいのは次の3つです。

  • 保険:月額に含まれるのは自賠責保険まで。任意保険は付かない
  • 途中でやめる:所定の中途解約金がかかる
  • 審査:会社の情報と連帯保証人(原則は代表者)などで判断。設立して間もない会社も申し込める

今のレンタカーと違い、任意保険は別に入る必要があります。
月額を比べるときは、保険料を足してから比べましょう。

エンキロ:走った分だけ払う、こんな借り方もある

エンキロは、「月の基本料+走った距離×1kmあたりの料金」で払うリースです。
こういう借り方があるのかと、参考になりました。
運営会社の発表によると、2026年3月から法人向けのプランも始まっています。

  • 月額に含まれるもの:自動車税・重量税・自賠責保険・登録手数料。点検や車検などのメンテナンスはオプション
  • 法人の契約期間:2年〜11年
  • 途中でやめる:原則むずかしく、ほとんどの場合に違約金がかかる

距離で料金が変わるので、近くの現場だけを回る車なら合う可能性があります。
反対に、毎日遠くの現場まで走る車だと、距離の分だけ高くなります。
今の車が月に何km走っているか、先に確かめておきましょう。

\走った分だけ払うリースの中身を見る/

エンキロの公式サイトで料金の仕組みを見る

法人での契約は、公式サイトの「法人の方」から案内されています。

パソコン画面で「買う」と「借りる」の2つの道を見比べる事務員
じむねこ
じむねこ
在庫や料金は時期によって変わるよ!プロボックスがあるかは、それぞれに問い合わせてね^^

法人で中古車を買う・リースするときの注意点

サイトを見比べる中で、会社で契約するときに確認したほうがいいことが見えてきました。

  1. 法人名義で契約できるか:お店やローンによっては、個人向けが前提のこともあります。気になる車が見つかったら、最初に確認しましょう
  2. 価格は「支払総額」で比べる:中古車の業界ルール(自動車公正取引協議会の規約)で、2023年10月から、車両価格に税金・保険料・登録費用などの諸費用を足した「支払総額」の表示が求められています。表示の条件(県内登録・店頭納車など)も合わせて見ます
  3. リースは途中でやめにくい:オリックスもエンキロも、途中でやめると解約金や違約金がかかります。会社の車の台数が変わりそうなら、契約期間は短めに
  4. 審査がある:リースや自社ローンには審査があります。会社の情報や、代表者の連帯保証を求められることがあります

経理の処理:中古のプロボックスは何年で経費にする?

車を買うと、代金は一度に経費にはならず、何年かに分けて経費にします(減価償却)。
その年数を「耐用年数」といいます。

新車なら5年、中古なら最短2年

国税庁の耐用年数の表では、運送業以外の会社が使う貨物自動車(ダンプ以外)は5年です。
4ナンバーのプロボックスを自社の仕事で使うなら、ここに当てはまると考えられます。

中古車は、もっと短い年数で経費にできます(簡便法)。
国税庁の計算式は「(5年 − 経過した年数)+ 経過した年数 × 20%」です。
1年未満は切り捨て、2年未満になったら2年にします。

中古車の古さ計算経費にする年数
1年落ち(5−1)+1×20%=4.2年4年
2年落ち(5−2)+2×20%=3.4年3年
3年落ち(5−3)+3×20%=2.6年2年
4年落ち以上2年未満になる2年

上の表は、国税庁の計算式に当てはめた計算例です。
実際に何年になるかは買った車の登録からの期間で変わるので、決算の前に顧問税理士に確認してください。

40万円未満なら、買った年にまとめて経費にできることも

青色申告をしている中小企業などは、40万円未満の資産なら、買った年にまとめて経費にできる特例があります。
2026年4月1日以後に買って使い始めたものから、上限が30万円未満から40万円未満に上がりました。
1年間の合計は300万円までです。

リースは「契約の中身」で扱いが変わる

カーリースは、毎月の支払いをそのまま経費にできるとは限りません。
税法では、途中で解約できないうえに、リース料の合計が車の値段のほぼ全部(おおむね90%超)になるリースは、車を買ったのと同じ扱いになります。
どちらになるかは契約ごとに決まるので、契約書を顧問税理士に見てもらいましょう。

車の購入代金が数年に分けて経費になっていくイメージ
けいりん
けいりん
中古で買うと、短い年数で経費にできるのは利益が多い年にはうれしいポイント!ただし、現金は買ったときに一度に出ていくから、資金繰りも一緒に考えてね!

今日からできる比較チェックリスト

私の会社でも、次の順番で進めるつもりです。
同じように検討している会社は、そのまま使ってください。

✅ 社用車の比較チェックリスト

  1. 今のレンタカーの契約書を出して、月額に含まれるもの(保険・車検・修理・税金・代わりの車)を書き出す
  2. 今の車が1か月に何km走っているかを調べる
  3. あと何年その車を使うつもりかを社長と決める
  4. 買う場合の費用(車の支払総額・任意保険・車検・修理)を1年分に直す
  5. リースの見積もりを取り、任意保険が含まれていなければ保険料を足す
  6. 法人名義で契約できるか、途中でやめたらいくらかかるかを確認する
  7. 経費の扱い(耐用年数・リースの処理)を顧問税理士に確認する

\このチェックリストをExcelで無料配布しています/

7つの確認項目と、レンタカー・中古車購入・リースの1年間の費用を並べて比べられる表が入っています。金額を入れると合計が自動で計算されます。

社用車の比較チェックリスト(Excel)をダウンロード

いちばん大事なのは3番です。
何年乗るかが決まらないと、買うのとリースのどちらが得かは計算できません。
短く乗るなら借りる、長く乗るなら買う方向で考えると、比べる相手がしぼれます。

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まとめ:月額だけで決めず、「何年乗るか」から考える

  • レンタカー代に保険・車検・修理が含まれているなら、買ったときはその分を会社が別に払う
  • 4ナンバーの貨物車は、2回目から車検が毎年
  • 車種が決まっているならガリバー、いろいろ見たいならオトロン、借りるならオリックスやエンキロも候補
  • 中古のプロボックスは最短2年で経費にできる。リースの扱いは契約しだいなので税理士に確認

私の会社も、まだ答えは出ていません。
まずは今のレンタカーの契約書を出して、月額に何が入っているかを書き出すところからです。
結論が出たら、このブログで報告します。

\まずは希望の車があるか聞いてみる/

ガリバーで中古車の在庫を問い合わせる
じむねこ
じむねこ
車選びは、今の契約書を読むところから始まるよ!まずは月額の中身を書き出してみよう♪

以上、建設業7年目のおけいでした!