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🔍 先に結論
- 直前4日目は財務諸表の論述対策として、市販の過去問題集の解答例を丸ごと書き写す練習に時間を使う
- 「書き写し」を選ぶのは、内容の理解ではなく答案としての型を体に入れるため
- 解答例は、専門用語の使い方が正確でコンパクトにまとまっているものを選ぶ
- 20分×3セットで区切り、書き写した表現をそのまま使えるフレーズとしてストックする
📚 私が使っているテキスト
桑原知之先生の過去問題集は、論述問題の解答例の部分もこの4日目で読み返しています。解説がコンパクトで、書き写す練習にちょうどいい分量です。
🎥 動画講義でも学べます(簿記の教室メイプル)
わたしが独学で活用している「簿記の教室メイプル」の該当講義です。財務諸表 第139回 企業会計原則・一般原則で、論述の土台になる原則の言葉づかいを確認できます。この記事と合わせて視聴すると理解が深まります。

直前4日目にやる論述対策
試験まで4日。昨日は精算表を1問解いて決算整理の勘所を確認しましたが、今日は少し趣向を変えて、論述問題に時間を使うことにしました。建設業経理士1級は財務諸表・財務分析・原価計算の3科目に分かれていて、科目ごとに受験でき、1科目90分、合格の目安は正答率70%(試験の難易度により補正されることがあります)です。今回私が受ける財務諸表は、計算問題だけでなく、企業会計原則や会計基準の内容を文章で説明させる論述問題も出題されます。私自身、内容そのものは理解しているつもりでも、いざ白紙に向かって「真実性の原則とは何か」を自分の言葉で説明しようとすると、言葉がうまく出てこないことが何度もありました。計算問題ばかりに気を取られていると、この論述への対応が手薄になりがちです。
だからこそ、直前期のこのタイミングで論述だけに向き合う時間をきちんと確保することにしました。新しい論点を覚えるのではなく、これまで学んできた内容を「答案としてどう書くか」に焦点を当てる日です。残り4日というタイミングだからこそ、計算のペース配分に加えて、論述で部分点を拾いやすい書き方を仕上げておきたいと考えています。

なぜ「書き写し」なのか:型を体に入れる
論述対策として私が選んだのは、自分で答案を一から作る練習ではなく、市販の過去問題集に載っている解答例をそのまま書き写す練習です。最初は「理解していれば自分で書けるはず」と思っていたのですが、実際にやってみると、内容は分かっていても、専門用語の並べ方や文末の言い回しが不自然になり、時間内にまとまった答案を書き切れないことが分かりました。論述問題は、内容の正しさだけでなく「試験の答案として自然な型」で書けているかどうかも、読み手への伝わりやすさに関わってくると感じています。だから今の私に必要なのは、ゼロから考える練習ではなく、すでに完成された型を体に染み込ませる練習だと判断しました。
書き写しというと単純作業に思えるかもしれませんが、実際にやってみると発見が多い練習です。解答例を一文字ずつノートに書き写していくと、「この原則の説明は、必ずこの順番で要素が並ぶ」「この接続詞でつなぐと採点者に伝わりやすい」といったパターンが自然と見えてきます。理解のための読解ではなく、書くための模写だからこそ気づける部分が多いと感じました。
読むだけでは身につかない理由
解答例を目で読むだけだと「分かったつもり」で終わってしまいます。実際に手を動かして書き写すことで、自分がどこでつまずくか、どの言葉を漢字で正確に書けないかまで具体的に見えてきます。


過去問の解答例を選ぶ基準
書き写す対象を選ぶときに私が意識したのは、専門用語の使い方が正確で、なおかつ文章がコンパクトにまとまっている解答例を選ぶことです。長々とした解説文をそのまま書き写しても、本番の限られた時間内では再現できません。試験の解答欄に収まる分量で、かつ必要な専門用語がきちんと盛り込まれているものを基準に選びました。過去問5回分の中から、企業会計原則の一般原則に関する論述を中心に3問を選び、それだけを繰り返し書き写すことにしています。
問題を絞り込む理由は、直前期に手を広げすぎないためです。論述の出題範囲は広いですが、過去の出題傾向を私が確認した範囲では、真実性の原則、正規の簿記の原則、明瞭性の原則の3つは出題が多い印象です。もちろん、これ以外は出ないという意味ではありません。すべてを網羅しようとせず、出やすいテーマに絞って型を仕上げる方が、残り4日間の使い方としては現実的だと判断しました。

20分×3セットで進める書き写しルーティン
実際の練習は、20分を1セットとして、1日3セットまでと決めています。1セット目は解答例をそのまま丁寧に書き写す時間、2セット目は同じ解答を見ずに再現できるか試す時間、3セット目は再現できなかった部分だけをもう一度書き写して穴を埋める時間、というように役割を分けています。ただ漫然と書き写すのではなく、セットごとに目的を変えることで、単純作業になりすぎないよう工夫しました。
1セット20分という時間設定も、集中力が続く限界を意識して決めました。長時間だらだら書き写しても効果は薄く、むしろ短時間で区切って3セット行う方が、記憶への定着はよいと感じています。3セット合計で1時間。精算表1問を解くのと同じくらいの時間感覚で、無理なく続けられる分量にしています。

書き写しから覚えた表現の使い方
書き写しを続けていくと、いくつかの「使い回せる表現」が自分の中にストックされていきます。例えば「〜という考え方に基づき、〜することが求められる」といった文末の型や、原則同士のつながりを説明するときの接続表現などです。こうした表現は、どの論述問題にも応用が利くパーツになります。本番で見たことのない切り口の論述が出たとしても、こうした型に当てはめて書くことで、白紙で終わらせず部分点を狙える答案に仕上げられると考えています。
私はストックした表現を、キーワードカードとは別に「論述フレーズ集」として1枚のメモにまとめています。試験直前にこのメモを見返すだけで、書き写しで身につけた型をすぐに思い出せるようにしておくのが狙いです。残り4日で完璧な文章を作ろうとするのではなく、使える部品をどれだけ増やせるかを意識して取り組んでいます。

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まとめ
試験まで残り4日。今日は精算表を離れて、論述問題の解答例を書き写す練習に時間を使いました。理解の確認ではなく、答案としての型を体に入れることが目的です。20分×3セットで書き写し、使える表現をフレーズ集としてストックする。この積み重ねが、本番で見たことのない論述が出ても白紙にしないための備えになると思っています。



