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🔍 先に結論
- 過去問4回目(試験まで15日)は、正答率だけでなく時間配分を仕上げる回にする
- 3回分の平均時間を出して、大問ごとの目標タイムを決めておく
- 得意分野は時間を削り、その分を同じ科目の中の苦手な大問に振り替える
- 見直し時間を最初から確保するペース配分にすると、取りこぼしが減る
📚 私が使っているテキスト
時間配分の練習にも使っているテキストです。本試験形式に近い問題で、通しの演習時間を測るのに向いています。
🎥 動画講義でも学べます(簿記の教室メイプル)
わたしが独学で活用している「簿記の教室メイプル」の該当講義です。財務分析 第7回 財務分析の基本的手法で、解き方の基礎を確認できます。この記事は財務諸表の精算表を中心に扱っていますが、大問ごとに目標タイムを決めるという時間配分の考え方は、もう一方の受験科目である財務分析でも同じです。合わせて視聴すると理解が深まります。

4回目(試験まで15日)の位置づけ
試験まで15日のこの時期は、知識を増やすフェーズから、本番の解き方を仕上げるフェーズへの切り替え時です。過去問4回目は、正答率の向上だけを目的にせず、時間配分を本番仕様に近づける回だと私は位置づけています。
3回目までは、分からない問題にじっくり時間をかけて理解を深めることを優先していました。4回目からは、制限時間内に合格基準とされる正答率70%へ届くための配分を意識します。目的が変わると、同じ過去問でも取り組み方が変わります。
私はこの切り替えを意識するまで、4回目も3回目と同じように時間を気にせず解いていました。振り返ってみると、それでは本番のシミュレーションになっていなかったと反省しています。過去問の解き方自体を、回を重ねるごとに変えていく必要があります。
切り替えのタイミングは人によって違います。私の場合は正答率が6割を超えた3回目の終わりが、時間配分に意識を向けるちょうどよい時期でした。正答率が低いうちに時間だけ意識しても、そもそも解ける問題が少なく、あまり意味がありません。
逆に言えば、正答率がある程度上がってから時間配分に取り組むのは、遅すぎるということもありません。私は試験まで15日というタイミングでも、時間配分を整えるだけで正答率が伸びる余地があると実感しました。焦らず、今の自分の段階に合った練習に切り替えることが大切です。

3回分の平均時間から4回目の目標を決める
私は1回目から3回目までの、大問ごとの所要時間を記録していました。建設業経理士1級は原価計算・財務諸表・財務分析の3科目に分かれた科目別受験で、1科目の試験時間は90分です。私が受ける財務諸表なら、精算表に35分、理論の記述問題に30分、その他の計算問題に35分というように、平均を出してみると自分の時間の使い方の癖が見えてきます。
3回分の平均を合計すると、私の場合は100分でした。90分の試験時間を10分オーバーしているうえ、見直し時間を10分残しておきたいので、合計で20分ほど削る計算になります。どこで削るかを決めてから、4回目に臨みました。
時間の記録は、スマホのストップウォッチで大問ごとに区切って測るだけです。難しく考える必要はありません。私は最初、記録すること自体を面倒に感じていましたが、3回分たまると平均が出せて、初めて自分の弱点が数字で見えてきました。


得意分野の時間短縮と苦手分野への振り替え
私の場合、精算表は得意分野で、平均35分のところを30分に縮められる余地がありました。逆に理論の記述問題は苦手で、30分かけても見直しの時間が足りませんでした。
得意分野の時間を縮めるコツは、迷う場面を減らすことです。精算表なら、決算整理仕訳のパターンをあらかじめ頭に入れておけば、資料を見た瞬間に手が動きます。逆に迷いながら解いている時間が、そのまま短縮できる余地だと考えると分かりやすいです。
ただし、速く解くことだけを目指すと、雑になって計算ミスが増えるという逆効果もあります。私は速さと正確さのバランスを見るために、4回目の演習では精算表を解いた直後にその大問だけ見直しをして、ミスが増えていないか確認しました。
削った5分を同じ科目の苦手な大問に回す
精算表で浮いた5分は、同じ科目の中で苦手な記述問題の見直しに回すことにしました。時間は科目をまたいで移せないので、振り替えはあくまで同じ90分の中で考えます。得意分野をさらに速く解こうとするより、苦手な大問の見直しに時間を使う方が、正答率への影響は大きいと感じたからです。
得意分野をどれだけ速く解いても、満点以上は取れません。一方、苦手な大問は見直し時間を増やすほど、取りこぼしていた問題を拾える伸びしろがあります。同じ5分でも、使い道によって正答率への効果が違うと気づいたのが、この振り返りの一番の収穫でした。
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見直し時間を確保するペース配分
本番で一番怖いのは、最後の大問を解き終えた瞬間に試験終了になることです。見直しの時間をゼロにしないために、私は解答の終了目標を試験終了の10分前に設定しています。
10分の見直し時間があれば、桁ミスや転記ミスのようなケアレスミスをいくつか拾えます。逆にこの時間がないと、分かっていた問題を落とすことになり、非常にもったいないです。
見直し時間を確保するには、大問ごとの目標タイムを守り切る意志も必要です。時間を過ぎても粘りたくなりますが、私は目標タイムが来たら一旦次の大問に進み、最後にまとめて戻る方式にしています。1つの大問に固執して、見直し時間を削ってしまうのが一番もったいないパターンです。


4回目で正答率70%を超えるための現実的なゴール
私の3回目までの結果は、市販の過去問題集の予想配点による自己採点で、正答率およそ58%、64%、69%でした。配点も採点基準も模範解答も建設業振興基金から公表されていませんが、合格基準は正答率70%が標準とされています。あと一歩のところまで来ているので、4回目は、時間配分を整えることで、この最後の一歩を超えることを目標にしました。
正答率の伸び方を見ていると、知識を増やすだけでは頭打ちになる時期があると分かります。69%から70%台への壁は、新しい知識ではなく、時間の使い方という別の要素で越えられることが多いです。この気づきがあったおかげで、残りの学習の使い方が明確になりました。
結果として4回目は、同じ自己採点で正答率およそ73%でした。知識量はほとんど変わっていないのに、時間配分を変えただけで正答率が伸びたのは、見直し時間の確保が効いたからだと感じています。
まとめ
過去問4回目は、知識の確認だけでなく時間配分を仕上げる回にすると効果的です。3回分の平均時間から目標タイムを決め、得意分野で浮いた時間を苦手分野に振り替えましょう。
見直し時間を最初から確保するペース配分にすれば、ケアレスミスを拾えるようになります。残り15日、時間の使い方から正答率を積み上げていきましょう。



