【建設業経理士1級】過去問1回目|本番形式で解くコツ

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おけい
おけい
過去問1回目、先日ついに解きました。試験まで25日というタイミングで、初めて本番形式で90分通しての演習です。今日は「初回をどう解くべきか」を、私が実際にやったやり方と反省点も含めてお話しします。

🔍 先に結論

  • 初回は必ず時間を測り、白紙の状態から本番同様に解く
  • 電卓・鉛筆・時計など本番グッズを事前に揃えておく
  • 詰まった問題は30秒で見切りをつけて次に進む「飛ばすルール」を持つ
  • 自己採点は部分点を辛めにつけ、実力を正しく把握する

📚 私が使っているテキスト

過去問1回目を解く前に、出題パターンを一度確認しておいたのがこのテキストです。本番形式で解いた後の答え合わせでも、解説の丁寧さに助けられています。

🎥 動画講義でも学べます(簿記の教室メイプル)

わたしが独学で活用している「簿記の教室メイプル」の該当講義です。財務分析 第7回 財務分析の基本的手法で計算の土台を確認できます。この記事と合わせて視聴すると理解が深まります。

白紙から解く

初回は「時間を測って白紙から解く」が絶対

過去問期に入ってから最初にやるべきことは、テキストを見ずに、時間も測って、白紙の状態から1回分を解ききることです。私は最初、少し不安があって「わからない部分だけ解説を見ながら」進めたくなりましたが、それでは本番の感覚がつかめないと思い直し、90分完全に区切って解きました。

解く場所も、いつものリビングのテーブルではなく、あえて自宅の別の部屋を選びました。普段と違う環境で解くことで、多少の緊張感を再現できると考えたからです。休日の午前中、家族に少し時間をもらって静かな環境を作り、本番と同じ90分間、途中で席を立たずに解ききりました。

スマホは電源を切って別の部屋に置き、通知で集中が途切れないようにもしました。本番の試験会場ではスマホを触れないので、演習の段階からその状態に慣れておくことが、当日の落ち着きにつながると考えています。

結果として、途中で何がわからなくなるのか、どこで時間を使いすぎるのかが、驚くほどはっきり見えました。初回の目的は高得点を取ることではなく「自分の弱点を可視化すること」だと割り切るのが正解だと感じています。もし解説を見ながら解いてしまうと、実力以上の点数が出て、本当の弱点が見えなくなるリスクがあります。

私は初回演習の前に「今日は答えを見ない」とノートの1行目に書いてから始めました。ちょっとした儀式のようなものですが、途中で解説を見たくなる誘惑を断ち切る効果がありました。

本番グッズ

本番グッズを揃える(電卓・鉛筆・時計)

過去問を解く前に、本番で使う予定の道具を一式揃えておくことも大切です。私は電卓を新調したタイミングで、キーの配置に慣れるまで時間がかかった経験があるので、今使っている電卓で最初から演習するようにしています。鉛筆も、シャープペンより濃い芯の鉛筆の方が集計作業で手が疲れにくいと感じ、本番用として決めました。

電卓はメモリー機能やGTキーの使い方に慣れているかどうかで、精算表の集計スピードが大きく変わります。普段の経理の仕事で使っている電卓と、試験用に決めた電卓が違うと、キーの押し間違いにつながりやすいため、私は同じ機種をもう一台購入し、自宅学習用として固定しました。

時計は、会場では自分の腕時計しか頼りにできません。演習のときから同じ腕時計をつけて、15分刻みの経過をチェックする習慣をつけておくと、本番でも同じ感覚で時間管理ができます。私はデジタルよりアナログの腕時計の方が、残り時間を針の角度で直感的に把握できると感じ、演習用にひとつ決めて使っています。

消しゴムや下敷きなど、細かい道具も普段使っているものをそのまま持ち込む予定です。当日に初めて使う道具はできるだけ減らしておきたいと考えています。

じむねこ
じむねこ
道具を変えるだけで手が止まる、ってよくあるにゃ。本番に近い状態で練習しておくの、地味だけど効くにゃ。
30秒ルール

90分中の心理戦(詰まったら飛ばす30秒ルール)

初回演習でいちばん苦しかったのは、わからない問題に当たったときの気持ちの乱れでした。1つの仕訳がどうしても思い出せず、そこで5分近く固まってしまい、後半の時間配分が崩れる経験をしました。手が止まると、焦りから次の問題を読む集中力まで落ちてしまい、本来なら解けるはずの問題でもミスが増えるという悪循環に陥りました。

そこで決めたのが「30秒考えて解法の糸口が見えなければ、いったん飛ばして次に進む」というルールです。飛ばした問題には印をつけておき、他の問題を解き終えてから戻る形にしました。このルールを持つだけで、1問に引きずられて全体が崩れる事態を防げます。

実際にこのルールを使い始めてからは、1問に固執して時間を溶かすことがなくなりました。飛ばした問題は、他の設問を解いている間に頭の片隅で整理が進むこともあり、戻ったときに意外とすんなり解けるケースも増えています。

辛め採点

自己採点の仕方(部分点を辛めに)

解き終わったら、必ず自己採点をします。ここで気をつけているのは、部分点を甘く見積もらないことです。「計算過程は合っているから半分はもらえるはず」と自分に都合よく採点すると、本当の実力が見えなくなります。私は解答用紙に書いた数字と模範解答が完全に一致しない限り加点しない、という辛めの基準で採点するようにしています。

厳しく採点した上で弱点を洗い出す方が、後の間違い直しの精度が上がると感じています。私は採点欄の横に、間違えた理由を一言メモする欄も作りました。「公式を忘れた」「桁を間違えた」など、その場で感じたことをそのまま書き残しておくと、後で振り返るときの材料になります。

けいりん
けいりん
辛めに採点するのは、自分を責めるためじゃなくて、直すべき場所を正確に見つけるためだよ。ここを甘くすると、後の対策がぼやけちゃうからね。
慌てない

1回目の点数の受け止め方(60点未満でも慌てない)

私の1回目の結果は、財務諸表・財務分析ともに合格ラインの70点には届きませんでした。正直、点数を見た瞬間は焦りましたが、これは想定内だと自分に言い聞かせました。過去問期の1回目は「本番の形式に体を慣らす回」であって、ここで高得点を取ることが目的ではありません。

60点未満だったとしても、間違えた箇所を3分類に仕分けて、計画的に直していけば、2回目・3回目で確実に点数は上がっていきます。1回目の点数に一喜一憂しすぎず、次の間違い直しにエネルギーを向けることが大切だと感じています。

点数が低いと、独学を続ける自信そのものが揺らぐこともあります。それでも、間違えた問題の数だけ「伸びしろ」があると考えるようにすると、気持ちが前向きに切り替わりました。1回目は基準点であり、ゴールではないという捉え方が大切だと思います。

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過去問1回目は、この計画の中盤で位置づけていたマイルストーンです。全体の流れを振り返りたい方はこちらもどうぞ。

まとめ

過去問1回目は、時間を測って白紙から解き、本番グッズを揃え、詰まったら30秒で飛ばし、部分点は辛めに採点する。この4つを守るだけで、点数以上に得られるものがたくさんありました。1回目の結果が振るわなくても、それは弱点を知るための大事な材料です。焦らず、次の間違い直しにつなげていきましょう。

次にやるべきことは、今日の演習で見えた弱点を、翌日の間違い直しでどう処理するかです。財務諸表・財務分析それぞれの第1問(論述)の書き方の型についても、次の記事で詳しくお伝えします。私自身、この論述の型が定まってから、記述問題への苦手意識がかなり和らぎました。

過去問1回目を終えた今、正直まだ合格ラインは遠く感じています。それでも、初回で得た「自分の弱点マップ」があれば、残りの日数をどこに使うべきかは見えています。数字に振り回されず、次の一手に集中していきたいと思います。

おけい
おけい
1回目は点数より、自分の弱点がはっきり見えたことが大きな収穫でした。同じように過去問期に入る方は、まず1回、本番同様に解いてみてください。一緒にがんばりましょう。