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🔍 先に結論
- 公式50個は「収益性・流動性・健全性・活動性・生産性・成長性」の6カテゴリに分ける。
- 覚える順番は「頻出→難しい」。収益性と流動性を最初の1週間で固める。
- 丸暗記ではなく「分子分母の意味」で覚えると、忘れても復元できる。
- 第5問30点+計算問題で配点の柱。公式暗記は最優先タスク。
📚 私が使っている教材
ネットスクール『財務分析』のテキストを、公式暗記週の軸に使っています。カテゴリごとに公式が並んでいるので、そのまま6分類の一覧表として使えるのがありがたい。私は付箋を貼りながら1周し、暗記アプリに落として回しています。
なぜ公式暗記が最優先なのか|第5問30点+計算問題の柱

財務分析の合否は、公式を思い出せるかで9割決まります。第5問だけで30点の配点があり、その大半は公式に数字を当てはめて答える計算問題。公式が出てこなければ、その場で終わりです。
逆に言えば、公式さえ出てくれば計算そのものは簡単です。分子分母を書き出して電卓を叩くだけ。だから私は、演習期の中でも公式暗記週を「最初にやる週」に置きました。ここが弱いと、その後の問題演習が全部「解説を読む時間」になってしまう。
もう1つ、公式は理論問題にも効きます。「流動比率が高い意味を説明せよ」といった記述問題は、公式の分子分母を口で言えるかで書けるかどうかが決まる。暗記は計算のためだけではありません。理論と計算、両方の土台です。

公式を6つのカテゴリに分類|これで50個が視界に入る

財務分析の公式は、大きく6カテゴリに分かれます。収益性・流動性・健全性・活動性・生産性・成長性。この6分類は、ネットスクールのテキストの章立てとも一致します。まずカテゴリを覚えると、公式単体を覚えるより頭に残ります。
私は、カテゴリと主な指標・配点目安を1枚の表にまとめました。これを机の前に貼って、公式を1つ覚えるたびに「これは収益性の中のどれ」と場所を確認します。地図があると、迷子になりません。
| カテゴリ | 主な指標 | 配点目安 |
|---|---|---|
| 収益性 | 総資本利益率/自己資本利益率/売上高総利益率 | 高(毎回出題) |
| 流動性 | 流動比率/当座比率/立替工事高比率 | 高(毎回出題) |
| 健全性 | 自己資本比率/負債比率/固定比率 | 中〜高 |
| 活動性 | 総資本回転率/受取勘定回転率/棚卸資産回転率 | 中 |
| 生産性 | 労働生産性/資本生産性/付加価値率 | 中(記述絡み) |
| 成長性 | 売上高成長率/総資本成長率/利益成長率 | 低〜中 |
この表を見ると、収益性と流動性が「毎回出る2大カテゴリ」だと分かります。50個全部を均等に覚える必要はありません。頻出カテゴリから固めていくのが、効率のいい進め方です。
覚える順番の推奨|頻出から難しい方へ

私が実際に採用している順番は「収益性→流動性→健全性→活動性→生産性→成長性」です。テキストの並びとほぼ同じですが、これは頻出度と難易度の両面で理にかなっています。
収益性と流動性は、公式の形もシンプルで、分子分母のイメージも掴みやすい。「利益÷資本」「流動資産÷流動負債」といった直感的な形が多く、1日目の入り口として最適です。ここで「公式暗記できる」という自信をつける。
健全性と活動性は、公式の数がやや多く、似た指標も増えてきます。「固定比率」と「固定長期適合比率」など、名前が似ていて混同しやすい。ここは3日目〜4日目に配置して、比較しながら覚えるのが安全です。
生産性と成長性は最後に回します。生産性は「付加価値」の定義から入るので、慣れるまで時間がかかる。成長性は公式自体は単純ですが、実際の出題は少なめ。優先度を下げて、最後の2日に集中させると、負担が平準化されます。
分子分母の意味で覚えるコツ|丸暗記は必ず崩れる

公式を丸暗記すると、1週間で忘れます。私も最初の3日は丸暗記で乗り切ろうとしましたが、4日目に見事に崩れました。そこから切り替えたのが「分子分母の意味で覚える」やり方です。
たとえば流動比率は「流動資産÷流動負債」。これを「1年以内に現金化できるお金÷1年以内に払うお金」と読み替えます。すると、公式を忘れても意味から復元できる。分子分母は、数式ではなく「意味の割り算」だと考える。
自己資本利益率なら「株主のお金がどれだけ利益を生んだか」。総資本回転率なら「全部の資本が1年で何回売上に変わったか」。日本語で言えるようになると、電卓を叩く前に「上に何、下に何」が自動で出てきます。これが公式暗記のゴールです。

私が使っている暗記法|アプリ・音読・単語カードの三本立て

公式暗記に、私は3つの道具を組み合わせています。1つ目は自作の学習アプリ。カテゴリ別に公式を出題して、分子分母を口で答える形式。通勤時間や家事の合間に、スマホでランダム再生します。
2つ目は音読。公式を紙に書くのは1回だけで十分です。それより「総資本利益率、イコール、利益、割る、総資本」と口に出す。耳で聞いた記憶は、目で読んだ記憶より長持ちします。私は朝の洗顔中に、その日のカテゴリだけ声に出して繰り返しています。
3つ目は単語カード。アプリと音読で7割覚えたところで、残りの3割だけをカードにします。全部カード化すると管理が破綻する。「思い出せない公式だけ」に絞るのがコツです。私は10枚以下をキープするようにしています。多すぎたら、それは音読が足りない証拠。
この3つを1日の中に散らすと、勉強時間を確保しなくても暗記が回ります。机に向かうのは夜の2時間だけ。それ以外の時間はアプリと音読で回している、というのが私の実際です。
試験でよく出るひっかけポイント3つ
公式を全部覚えても、ひっかけで落とす人が毎回います。私が特に注意しているポイントを3つに絞ります。
1つ目は「期中平均か期末残高か」。回転率系の分母は期中平均が基本、比率系の分母は期末残高が基本。総資本回転率は期中平均、自己資本比率は期末残高、と使い分けます。ここを間違えると、公式を知っていても数字が合いません。
2つ目は「%表示か倍率か回数か」。流動比率と自己資本比率は%、総資本回転率は「回」、固定比率は%。単位が違えば書き方も違う。答案用紙で「350」と書くべきところに「3.5」と書いたら不正解です。単位も公式の一部だと考えてください。
3つ目は「完成工事高ベースか売上高ベースか」。建設業経理士では、一般企業の「売上高」が「完成工事高」に置き換わっている公式があります。売上高総利益率は完成工事総利益率、と読み替える必要がある。テキストの表記に合わせて覚え直しておかないと、本試験で戸惑います。
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まとめ|公式50個は「6分類×頻出順」で必ず攻略できる
50個という数だけ見れば多く感じますが、6カテゴリに分けて頻出順に進めれば、1週間で山を越えられます。収益性と流動性を最初の3日で固め、健全性と活動性で似た指標の混同を潰し、生産性と成長性は最後の2日で仕上げる。この配分で、私は今週山を越えました。
公式は数式ではなく「意味の割り算」。分子分母を日本語で言えるようになれば、本試験の緊張下でも公式は出てきます。丸暗記に走らず、意味で覚える。これが公式暗記週の一番のコツです。



