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🔍 先に結論
- 3〜4回目の振り返りは、1〜2回目とは違い「まだ間違えるところ」だけに絞って見る
- 論点別にミスを集計すると、精算表・仕訳・記述・比率のどこに偏りがあるか分かる
- 5回目の直前1週間で、洗い出した苦手論点に学習時間を再配分した
- 焦って全部を一気に潰そうとせず、優先順位をつけて1つずつ対応する
📚 私が使っているテキスト
苦手論点だけをピンポイントで復習するのに使っているテキストです。出題パターンごとに探しやすい構成になっています。
🎥 動画講義でも学べます(簿記の教室メイプル)
わたしが独学で活用している「簿記の教室メイプル」の該当講義です。財務分析 第26回 CF計算書のフォームで、記述式問題の型が学べます。この記事と合わせて視聴すると理解が深まります。

2回分の振り返り(1-2回目)との違い
1回目・2回目の振り返りは、出題形式に慣れることが目的でした。時間内に最後まで解けるか、問題文の指示を読み飛ばしていないか、という基礎的な部分の確認です。
3回目・4回目の振り返りは、もう一段階踏み込みます。基礎的な部分は固まってきているので、「まだ間違えるところ」だけをあぶり出す作業に集中します。試験まで14日というこの時期は、闇雲に演習量を増やすより、残った穴を正確に把握する方が効率がいいと感じています。
私は1〜2回目の振り返りを「土台作り」、3〜4回目の振り返りを「仕上げの棚卸し」と呼んでいます。土台作りの段階では手を広げて基礎を固め、棚卸しの段階では逆に範囲を絞り込みます。この切り替えを意識しないと、残り日数が少ないのに手を広げ続けてしまいます。
手を広げ続けるのは、実は不安から来る行動でもあります。あれもこれも手をつけていれば安心できる気がしますが、試験まで残りわずかな今は、範囲を絞る勇気の方が得点につながります。私も最初は絞ることに不安がありましたが、結果的に的が絞れたことで自信が持てるようになりました。
不安なときほど、目の前の1つに集中する方が結果的に安心につながります。私は比率計算という1つの論点に絞ったことで、漠然とした不安が「比率計算さえ克服すればいい」という具体的な目標に変わりました。目標が具体的になると、日々の学習にも迷いがなくなります。

「まだ間違えるところ」を可視化する
私は3回目と4回目の答案を並べて、間違えた設問に付箋を貼りました。付箋を見比べると、リース会計と財務分析の比率計算に付箋が集中していることが一目で分かりました。1級は財務諸表・財務分析・原価計算の3科目を科目別に受験する試験で、1科目90分です。リース会計は財務諸表、比率計算は財務分析の論点で、比率計算は後半の総合問題に置かれる回が多く、問題番号は回によって変わります。
逆に、精算表の基本仕訳や貸倒引当金の計算には、もう付箋がついていませんでした。これは「克服できた論点」として、以降の演習では優先度を下げていいと判断できる材料になります。
付箋を貼る作業は5分もあればできます。それだけの手間で、残り2週間の学習計画がぐっと具体的になりました。感覚だけで「まだ不安だから復習しよう」と決めるより、付箋の数という根拠があると、迷わずに学習時間を配分できます。


論点別ミス集計(精算表・仕訳・記述・比率)
私はミスを次の4カテゴリーに分けて、3回目と4回目の答案を数えました。
- 精算表……2件
- 仕訳……1件
- 記述……0件
- 比率……5件
比率計算に苦手が偏っていることが、数字ではっきりしました。なお建設業経理士1級は配点も採点基準も模範解答も建設業振興基金から非公表なので、ここで見ているのは「何点だったか」ではなく「どの論点を何問落としたか」です。
記述問題が0件だったのは意外でした。漢字の書き取りが不安であまり得意意識がなかったのですが、実際には失点していませんでした。思い込みと実際のミス数が一致しないこともあるので、感覚ではなく数字で確認する意味はここにもあります。
集計は、間違えた設問番号と論点名をノートに書き出すだけの単純な作業です。私は最初、集計自体に時間をかけすぎて本末転倒になりかけましたが、5分でざっくり数えるだけでも十分に傾向はつかめます。完璧な集計を目指すより、まず数えてみることを優先しました。
数字にすると対策の優先順位が決まる
感覚では「全体的に苦手」と思っていましたが、数えてみると比率計算だけが突出していました。数字にすることで、これからの学習時間の半分以上を比率計算に振り分けるという具体的な判断ができました。平日30分×5日の150分と週末の120分を足した270分のうち、150分を比率計算にあてる計算なので、割合にすると6割弱です。
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5回目の直前1週間にやった学習配分
明日の5回目に向けて、この1週間は平日は比率計算だけを30分、週末はリース会計を含む特殊論点の復習に2時間という配分にしました。苦手論点を絞ったことで、限られた時間でも密度の高い復習ができました。
朝4時30分に起きてブログの経理記事を投稿してから、出社前の30分を比率計算の演習にあてる、という流れをこの1週間は固定しました。生活のリズムに組み込むと、忙しくても続けやすくなります。
会社では総務経理として日々の伝票処理もあるので、まとまった学習時間を平日にとるのは正直厳しいです。それでも30分という短い時間でも、範囲を比率計算だけに絞れば、毎日続けることで着実に積み上がっていくと感じています。
週末の2時間は、平日に確認した内容を過去問形式で通しで解く時間にあてています。平日はインプット、週末はアウトプットという役割分担にすると、限られた時間でも学習の質が落ちにくいと感じます。


焦らず1つずつ潰す考え方
試験まで14日となると、あれもこれもと手を広げたくなります。ですが、数えてみると、私に残っていた苦手論点は次の2つだけでした。
- 比率計算(財務分析)
- リース会計(財務諸表)
1つずつ順番に取り組んでいく方が、結果的に合格基準とされる正答率70%に近づきやすいと感じています。
私は比率計算をまず1つ克服してから、次にリース会計に取り組む、という順番を決めました。同時並行にせず順番を決めるだけで、気持ちの余裕が全然違います。
全部を同時に抱えていると、どれも中途半端なまま試験当日を迎えてしまいます。1つ潰すごとに「これはもう大丈夫」という手応えが積み重なるので、残り日数が減っていく不安も、意外と落ち着いて受け止められるようになりました。
まとめ
3〜4回目の振り返りは、まだ間違えるところだけをあぶり出す作業です。論点別にミスを集計すれば、残り2週間で何に時間を使うべきかがはっきりします。
私の場合は比率計算に絞ることができました。焦らず優先順位をつけて、1つずつ取り組んでいきたいと思います。試験まで残り少ないですが、範囲を絞れば今からでもできることはあると感じています。



