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🔍 先に結論
- 5回目は「実力を測る」よりも「本番の流れを体に入れる」ための仕上げ演習
- 電卓・時計・座席環境まで本番に寄せて初めて、演習の意味が出てくる
- 本番で意識すべきは時間配分・計算の精度・崩れたときの冷静さの3つ
- 点数の良し悪しより「崩れても立て直せたか」を振り返るのが5回目の目的
📚 私が使っているテキスト
桑原知之先生の過去問題集は、今回の5回目でも通しで使っています。1〜4回目で洗い出した弱点を、本番形式で最後にもう一度確認するのにちょうどいいボリュームです。
🎥 動画講義でも学べます(簿記の教室メイプル)
わたしが独学で活用している「簿記の教室メイプル」の該当講義です。財務諸表 第1回 総論復習は、過去問を一通り解き終えたあとに全体の枠組みを整理し直すのに向いています。5回目で見つかった穴を埋めるつもりで見直すと、バラバラだった知識がつながります。

5回目(試験まで13日)の位置づけ:仕上げ演習
試験まで13日。5回分用意した過去問演習も、いよいよ最後の1回に入りました。1回目から4回目までは、正直「知らない論点をあぶり出す」ための演習だったと思います。解いてみて初めて「この仕訳、理解が浅かった」「この公式、覚え間違えていた」と気づくことの連続でした。でも5回目は少し性格が違います。新しい知識を詰め込むフェーズは、もうほぼ終わっているんです。ここからは「本番でどう立ち回るか」を体に染み込ませる回。だから5回目は、点数そのものより「本番と同じ流れで最後まで走り切れるか」を確認する演習だと位置づけています。
実際、1回目を解いたときは制限時間の感覚もつかめておらず、後半の大問にたどり着く前に時間切れになってしまいました。2回目、3回目と回数を重ねるうちに、どの大問にどれくらい時間をかけるべきかが少しずつ体に入ってきて、4回目でようやく最後まで解き切れるようになったのです。5回目はその集大成として、単に問題を解くだけでなく「本番さながらの緊張感の中で最後まで崩れずにいられるか」を確かめる位置づけになりました。90日計画の終盤まで積み重ねてきた学習が、実際に得点として形になるかどうかを見極める、大事な通過点だと感じています。

本番にできるだけ近い条件で解く準備(電卓・時計・環境)
5回目は、環境も本番に寄せました。使う電卓は普段の経理業務で使っているものではなく、試験当日に持っていく予定の1台に固定。時計も音の出ないものを用意し、財務諸表90分・財務分析90分を、間の休憩時間も本番と同じ長さで通しで解きました。自宅の食卓に座り、スマホは別の部屋に置いて、余計な音が入らない環境をつくってから始めています。
服装や室温も、意外と見落としがちなポイントです。会場の空調は自分で調整できないので、羽織れるものを1枚用意しておく想定で、演習中もあえて薄着で座ってみました。トイレのタイミングも、休憩時間の中で済ませる練習をしています。こうした細かい条件をひとつずつ本番に近づけていくことで、当日「思っていたのと違う」と戸惑う要素を減らせると考えています。
電卓は使い慣れたものを最後まで固定する
直前になって「新しい電卓の方が速いかも」と気が変わる人もいますが、私はおすすめしません。キーの配置や押し心地が変わるだけで、計算スピードは思った以上に落ちると感じました。私は5回とも同じ電卓で通しています。
時計は音の出ないタイプを選ぶ
本番の会場では音の出る時計は使えないとされています。受験票の注意事項は事前に確認しておいてください。演習の段階からアラーム機能をオフにして、自分の感覚で時間を管理する練習をしておくと、本番で焦らずに済みます。


5回目で意識する3つの視点(時間・精度・冷静さ)
5回目を解くときに、私が特に意識したのは3つです。ひとつ目は時間配分。財務諸表なら解答に65分、見直しに25分という自分なりのルールを決めて、途中で時計をちらっと確認しながら進めました。ふたつ目は計算の精度。焦って桁を打ち間違えるミスは、5回目になっても油断するとまだ出ます。ゆっくり打つより、一度で正確に打つ意識の方が結果的に速いと感じています。3つ目は冷静さ。分からない問題に当たったときに、動揺したまま次の問題に進んでしまうと、そこでもミスが連鎖します。深呼吸をひとつ挟んでから次に進む、という自分なりの切り替えスイッチを持っておくことが、5回目でようやくできるようになってきました。
この3つは、それぞれ独立しているようでいて、実は連動しています。時間配分を守れないと焦りが生まれ、焦りが計算ミスを誘発し、ミスに気づくと冷静さを失う。逆に言えば、どれか1つでも安定させられれば、他の2つも崩れにくくなります。私の場合は、まず時間配分を型として固定することから始めました。時計を見るタイミングをあらかじめ決めておくだけで、無意識のうちに焦る場面がかなり減ったと感じています。
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想定外の問題への対応力
5回目の過去問には、これまであまり見かけなかった形式の出題も含まれていました。こういうとき一番よくないのは、分からない問題にしがみついて時間を溶かしてしまうことです。私が今回徹底したのは「一旦飛ばして、分かる問題から先に埋める」という戦略。全部の問題を順番通りに解く必要はありません。解ける問題を確実に取ってから、残った時間で難しい問題に戻る方が、結果的に総得点は伸びやすいと感じています。


5回目後の点数の受け止め方
市販の過去問題集の予想配点で自己採点したところ、1回目58点、2回目64点、3回目69点、4回目73点、そして5回目は78点でした。本試験は大問ごとの配点が回によって変わるため、あくまで自分の中での目安の数字です。数字だけ見ると順調な伸びに見えますが、私が本当に見ているのは点数そのものより「崩れた場面で立て直せたか」です。5回目でも、途中で計算が合わなくなって焦った瞬間がありました。それでも一旦飛ばして次に進み、最後にもう一度戻って解き直せたことが、今回いちばんの収穫だったと思っています。点数は結果でしかなく、本番でも同じように崩れることは十分にあり得ます。そのときに立て直せるかどうかを、この5回で確認できたことが一番の意味でした。
もし5回目の点数が伸び悩んでいたとしても、私は落ち込みすぎないようにしようと決めていました。過去問の点数は、あくまで演習時点での通過点です。大切なのは、間違えた箇所を残り13日でどう修正するか。点数が良くても悪くても、そこから何を持ち帰るかで直前期の過ごし方は変わってきます。今回は結果的に78点という数字を得られましたが、それ以上に「間違えた3問がなぜ間違ったのか」を言葉にできたことの方が、この先の対策には効いてくると思っています。
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この記事の1つ前の回です。3〜4回目で洗い出した苦手論点を、5回目でどう確認したかがつながります。
まとめ
5回の過去問演習を終えて、本番当日にやることがかなり明確になりました。電卓と時計を固定し、時間配分を体で覚え、分からない問題は飛ばす勇気を持つ。点数の推移よりも、崩れたときに立て直せる自分になれたことが、この5回でいちばん得られたものです。次はいよいよ、過去問演習から本番モードへの切り替えに入っていきます。



