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月末になると、振込のために銀行を2〜3件ハシゴする。ATMの前で並びながら「この時間、事務所で別の仕事できるのに…」と思ったこと、ありませんか?
私自身、建設業の経理を7年やっていますが、以前はみずほ銀行と地元の信用金庫を使っていました。外注さんへの支払い、材料費の振込、社会保険料の引き落とし口座への資金移動……月末は銀行廻りだけで半日つぶれることもありました。


「銀行に行く」こと自体が仕事になってしまっている。これ、おかしくないですか?
夏場は炎天下の中ATMに並び、冬は寒風の中待つ。しかも15時を過ぎると窓口は閉まる。現場から戻ってきてからでは間に合いません。建設業の経理にとって、銀行の営業時間に合わせること自体がストレスでした。
🔍 先に結論
- ネット銀行の導入で銀行廻りの時間を月4時間削減
- 「銀行に行かないと振込できない」は思い込み。減らない3つの原因を整理
- ネット銀行はサブ口座として導入するのが現実的
- 今日からできる3つのアクションを紹介
問題の本質:「銀行に行かないと振込できない」という思い込み

冷静に考えると、問題は銀行そのものではありません。「物理的に銀行に行かなければお金を動かせない」という固定観念が、時間と手間を生んでいたのです。
建設業は現場仕事が中心なので、どうしても「事務作業は合間にやるもの」という意識があります。でも経理の振込業務は待ったなし。支払期日は動かせません。
結果として「現場の合間に銀行に走る」「昼休みにATMに並ぶ」という非効率な動きが常態化していました。

銀行廻りが減らない3つの原因
原因1:「うちは昔からこの銀行だから」という慣習
建設業は取引先との関係が長い業界です。「メインバンクを変える=信用を失う」と思い込んでいる会社は少なくありません。でも実際は、振込元の銀行が変わっても取引先は気にしません。入金されれば問題ないのです。
原因2:ネット銀行への漠然とした不安
「ネットでお金を動かすのは怖い」「セキュリティが心配」という声をよく聞きます。しかし、ネット銀行は二段階認証やワンタイムパスワードなど、むしろATMより厳重なセキュリティを備えています。

原因3:「法人口座は作れない」という誤解
以前はネット銀行で法人口座を開設するのが難しい時期もありました。しかし今は、GMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行など、法人口座に対応したネット銀行が複数あります。必要書類も登記簿謄本・印鑑証明書・本人確認書類など、通常の銀行と大きくは変わりません。
「変えられない理由」は、実は「変えない理由を探しているだけ」かもしれません。
解決方法:ネット銀行を「サブ口座」として導入する

いきなりメインバンクを変える必要はありません。私がおすすめするのは、ネット銀行を「振込専用のサブ口座」として追加する方法です。
ネット銀行のメリット
| 項目 | 従来の銀行 | ネット銀行 |
|---|---|---|
| 振込手数料 | 440〜880円 | 145〜200円程度 |
| 振込可能時間 | 平日15時まで | 24時間365日 |
| 移動時間 | 往復30分〜1時間 | 0分 |
| 月末の混雑 | 30分待ちも | なし |
私の場合、月に15〜20件の振込があります。手数料だけで月5,000〜10,000円の差が出ます。年間にすると6万〜12万円。これは大きい。
さらに、移動時間がゼロになることで月4時間ほど別の業務に充てられるようになりました。
「手数料が安い」だけじゃない。「時間を買える」のがネット銀行の本当の価値です。

具体的な使い分け
- メインバンク(みずほ・信用金庫):融資・引き落とし・取引先からの入金用
- ネット銀行(サブ):外注費・材料費などの振込専用
メインバンクからネット銀行へ月1回まとめて資金移動し、そこから各所へ振り込む。この流れにするだけで、銀行に行く回数は月1〜2回に減りました。

つまずきやすい2つのポイント
サブ口座を導入するときは、次の2点でつまずく方が多いです。1つは資金移動を忘れて残高不足になること。もう1つは振込限度額を低いまま放置してしまうことです。
資金移動は「月初に自動振替を設定する」だけで解決します。限度額は口座開設時に初期設定のままだと1日数十万円までのことが多いので、月末の支払い総額に合わせて事前に引き上げておきましょう。

今日からできる3つのアクション
アクション1:法人口座を開設する
おすすめは以下の2行です。どちらもネットで申し込みが完結します。
- GMOあおぞらネット銀行:振込手数料が業界最安水準(145円〜)。API連携も可能
- 住信SBIネット銀行:法人口座の使い勝手が良く、振込手数料も安い
開設には登記簿謄本や本人確認書類が必要です。申し込みから開設まで1〜2週間程度かかるので、思い立ったら早めに動きましょう。

アクション2:振込先を登録する
口座が開設できたら、よく使う振込先を事前に登録しておきます。毎月同じ外注先に振り込むなら、一度登録すれば次回からはワンクリックです。
アクション3:月末の振込を「事務所で完結」に切り替える
最初の月末は、従来の銀行廻りと並行してネット銀行でも振り込んでみてください。「こんなに楽なのか」と実感できるはずです。
小さく始めて、慣れたら広げる。これが失敗しないコツです。
まとめ:銀行廻りの時間を、もっと大切なことに使おう
建設業の経理は、やるべきことが山ほどあります。原価管理、請求書の発行、入金確認、決算準備……。その中で「銀行に行く」という物理的な移動に時間を取られるのは、本当にもったいない。
ネット銀行を導入するだけで、月4時間の業務時間と年間数万円の手数料が浮きます。その時間とお金を、もっと価値のある仕事に回しませんか?
私自身、ネット銀行に切り替えてから月末のストレスが激減しました。「なんでもっと早くやらなかったんだろう」と本気で思っています。
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以上、建設業7年目のおけいでした!
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