
おけい
追加工事の請求が漏れてたことが発覚しました…もう請求できないでしょうか?

せきさんくん
諦めないで!まずは証拠を確認して、きちんと相談する手順を踏めば対応できるケースは多いよ。
- 請求漏れが発覚したときに最初にすべきこと
- 元請けへの請求相談の仕方・文例
- 再発防止のための追加工事管理の仕組み

🔍 先に結論
- 請求漏れは発覚後の動き方次第で挽回できる
- 発覚したらまず3つのステップで対処する
- 再発防止の鍵は追加工事管理表の整備
- 請求漏れが起きる原因と今日からできるアクションも解説
追加工事の請求漏れ、なぜ起きるのか
請求漏れは「うっかり」では片付けられない、構造的な問題から生まれます。 建設業の追加工事には、次の3つの「抜け道」があります。
原因①:追加工事が口頭指示だけで進む
現場では「ここも追加でやっといて」という一言から工事が始まることが珍しくありません。見積書を作成していない、注文書も交わしていない——そのままフワッと完了してしまうケースです。 後から「追加工事をしました」と言っても、証拠がなければ交渉は難しくなります。原因②:完了後の請求チェックが属人的
「あの工事の請求、出した?」という確認が担当者の記憶頼みになっていると、忙しい時期に漏れが起きます。 請求チェックのルーティンが個人任せになっているのが最大の問題です。原因③:追加工事の一覧管理をしていない
本工事と追加工事が混在したまま管理されていると、「どの追加工事を請求したか」が把握できません。追加工事専用の管理表がない現場では、請求漏れのリスクが常に存在します。 「管理の仕組みがない」ことが、請求漏れの本当の原因です。
せきさんくん
追加工事の指示は必ずメール・LINEで記録を残す習慣が大切だ!口頭だけは後で証拠がなくなるぞ。
請求漏れが発覚したら:3つのステップで対処する
発覚したときに焦りは禁物です。落ち着いて順番に対処しましょう。
ステップ①:証拠を確認する
まず次の3点を確認します。- 追加工事の依頼を受けた証拠(メール・LINE・議事録・現場写真など)
- 元請け・発注者との現在の取引関係(今も付き合いがあるか)
- 追加工事の金額(見積書・工事台帳・作業記録など)
ステップ②:元請けに相談する
証拠が確認できたら、速やかに元請け担当者に連絡します。 ポイントは「謝罪+事実説明+請求の可否確認」をセットで伝えること。 【メール・電話での相談文例】 「社内の確認を行ったところ、○月○日に完了しました追加工事分の請求が漏れていることが判明いたしました。大変申し訳ございません。つきましては、当該追加工事分として請求書を発行させていただきたく、ご確認をお願いできますでしょうか。」 諦めて何も言わないことが、会社にとって最大の損失です。 建設業では、追加工事の請求漏れが数か月後に発覚するケースは珍しくありません。半年程度であれば、誠実に事情を説明することで支払っていただけるケースもあります。ステップ③:再発防止の仕組みを作る
対処が終わったら、必ず仕組みを見直します。同じことを繰り返さないための管理表を作ることが最優先です。
じむねこ
請求できなかったとしても、記録を残しておくと次の見積に「変更対応費」として計上できるから諦めないでにゃ^^
二度と繰り返さない!追加工事管理表の作り方
再発防止の核心は「追加工事の一覧管理」です。Excelで十分作れます。
- A列:工事番号
- B列:追加工事の内容
- C列:依頼日・依頼方法(メール/LINE/口頭)
- D列:見積提出日
- E列:完了日
- F列:請求予定月
- G列:請求済チェック(○/×)
- H列:請求書番号
- I列:備考
追加工事の口頭指示をなくすルールを作る
管理表と並行して、社内ルールとして「追加工事の依頼は必ずメールかLINEで記録を残す」を徹底しましょう。 現場担当者に対して「口頭だけでは追加工事として処理できない」と明確に伝えることが大切です。
せきさんくん
「口頭での追加指示は受け付けない」を社内ルール化するだけで、後のトラブルが激減するぞ!最初は面倒でも絶対やる価値があるよ。
今日からできる3つのアクション

- 進行中の全工事で「追加工事の請求漏れがないか」を今すぐ確認する
工事台帳や作業記録を見直して、完了済みで未請求の追加工事がないかチェックしましょう。 - 追加工事管理表をExcelで今すぐ作る
上記の列構成をコピーして、今日から運用を始めてください。シンプルなものでOKです。 - 現場担当者に「追加指示はメールで」を今日中に伝える
全員への周知は難しくても、まず主要担当者から始めましょう。一言伝えるだけで意識が変わります。
まとめ
追加工事の請求漏れは、建設業の経理でよくある悩みです。しかし、適切な対処と仕組みづくりで防ぐことができます。- 発覚したらまず証拠を確認し、誠実に元請けへ相談する
- 請求できなかった場合も記録に残す
- 追加工事管理表で月次チェックを習慣化する


