※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

🔍 先に結論
- 1級の第一次検定は、受検する年度中に19歳以上になれば、実務経験がなくても受けられる(令和6年度から)
- 私は半年・毎日2時間(朝1時間・夜1時間)で、1回で合格した
- 流れはテキスト1周 → 過去問 → 苦手つぶし。過去問中心に切り替えてから点が伸びた
- 二次検定は別の話。事務・経理・積算の仕事は二次の実務経験に入らない
経理・積算の事務が、なぜ施工管理技士を受けたのか

きっかけは、積算の仕事でした。
私は、夫が会社を設立するときに手伝いで入りました。今は経理と積算を兼任しています。
積算では図面から数量を拾います。それなのに、現場の状況も、使う材料も知らないまま数字を拾っていました。ここに、ずっと問題を感じていたんです。
職人さんたちの会話を聞いても、内容が理解できない。「もっと現場のことを知りたい」と思い、施工管理技士の勉強を始めました。会社に言われたのではなく、自分から決めたことです。
「現場を知らない事務が、施工管理の資格なんて無理でしょ」
周りからは、こう言われていました。正直、まったく期待されていなかったと思います。
事務・経理でも一次検定をめざせる3つの理由

理由1:受けるのに実務経験はいらない
令和6年度から受検資格が見直されました。1級の第一次検定は、受検する年度の末日時点で19歳以上なら受けられます。第一次検定だけを申し込むなら、実務経験は不要です。
申込みの条件や試験日は年度ごとに案内されます。受ける年の「受検の手引」(建設業振興基金)で必ず確認してください。
理由2:積算・経理で見ている言葉が出てくる
施工管理の勉強には、材料・工程・労務・外注といった言葉がたくさん出てきます。積算や原価の仕事で、いつも目にしている言葉です。
意味まで分かっていたわけではありません。それでも「見たことがある言葉」が多いのは、事務の人の強みです。
理由3:期限から逆算する仕事に慣れている
月末の締めや申告の期限を守って働く事務職は、試験日から逆算して計画を立てることに慣れています。働きながら半年続けるには、この感覚が役に立ちます。
「自分は独学で受かるタイプ?」と迷う方は、独学で合格できる人・できない人の違いと、一次試験の合格率と落ちる人の共通点もあわせて読んでみてください。

半年・毎日2時間|私の勉強の流れ
勉強時間は毎日2時間。朝に1時間、夜に1時間と分けて確保し、これを半年続けました。
| 時期 | やったこと |
|---|---|
| 1〜2か月目 | テキストを1周する |
| 3〜4か月目 | 過去問を解く |
| 5〜6か月目 | 苦手な分野をつぶす |
テキストを読むことから始めた
最初にやったのは、テキストを読むことです。使ったのはCIC日本建設情報センターのテキストでした。
テキストを通して読むだけで、1〜2か月かかりました。使ったテキストの中身は、1級建築施工管理技士 第一次検定のおすすめテキスト(CIC)のレビューにまとめています。
過去問中心に切り替えてから点が伸びた
3か月目からは過去問に移りました。過去問は5年分を3周しています。
テキスト中心から過去問中心に切り替えたところで、点が伸びた実感がありました。過去問は紙の問題集で解きました。
過去問を何年分やるかは、一次試験の過去問は何年分?回し方の目安で詳しく整理しています。
覚えるのはYouTubeとノートで
用語や数字は、YouTubeの株式会社アイベックと施工管理技士の学校【ひげごろー】の解説動画を見て、ノートにまとめて覚えました。
職業訓練センターの講習会も使った
ほぼ独学でしたが、完全に一人だったわけではありません。試験直前に、職業訓練センターの講習会(セミナー)に4回参加しました。問題集はその講習会で指定されたものを使いました。講習会では、同じ目標を持つ受験者と知り合えたことが、やる気を保つ支えになりました。
なお、模擬試験は受けていません。
経理の繁忙期と重なった時期は苦労した
勉強の途中で、経理の繁忙期と重なった時期がありました。このころは、毎日2時間を確保するのに苦労しました。
これから計画を立てる方は、一次試験の勉強時間|経験別の目安と逆算スケジュールを参考に、自分の繁忙期を先に計画に入れておくと安心です。時間が短い方は忙しくても受かる3か月戦略、得点の取り方は一次試験で60%を確実に取る攻略法にまとめています。

一人で進めるのが不安な方は、通信講座や通学を使う方法もあります。費用や向いている人の違いは、比較記事で整理しました。
\独学・通信講座・通学の違いを整理/
施工管理技士の通信講座を比較する合格して変わったこと
合格したあと、社内での見られ方が変わりました。
その後、2026年9月には建設業経理士1級も受験しました(結果は11月13日に発表)。
二次検定は「施工管理の実務経験」が前提
一次検定に受かっても、二次検定はそのまま受けられるわけではありません。二次検定の受検には施工管理の実務経験が必要で、事務・経理・積算の仕事は実務経験に入りません。
受検資格の考え方は、施工管理技士 二次試験 経験記述|経理・総務出身者が知るべき前提と書き方にまとめています。
📌 あわせて読みたい
▶ 施工管理技士資格 合格までの道のり|勉強方法・対策を徹底解説
▶ 【合格者推奨】1級建築施工管理技士第一次検定 分野別過去問題集(2026年度版)を徹底解説|合格率を上げる使い方とは?
まとめ|事務でも、一次検定は半年でめざせる
- 1級の第一次検定は、受検する年度中に19歳以上になれば実務経験なしで受けられる
- 私はテキスト1周→過去問→苦手つぶしの順で、半年・毎日2時間
- 過去問中心に切り替えてから点が伸びた。覚えるのはYouTubeとノートで
- 二次検定は施工管理の実務経験が前提。事務の仕事は入らない
「事務には無理」と言われた私でも、一次検定には1回で合格できました。現場を知りたいと思ったら、まずは受ける年の受検の手引を開いて、試験日から半年さかのぼってみてください。
独学に不安がある方は、施工管理技士の受験講座を使う方法もあります。講座の内容は公式サイトで確認できます。
以上、建設業7年目のおけいでした!


