【建設業経理士1級】弱点論点の優先順位付け方法

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おけい
おけい
試験まで12日。過去問5回を終えて弱点は見えているのに、全部を今から潰すのは時間的に無理。今日は弱点の優先順位付けをやってみました。

🔍 先に結論

  • 直前期は弱点をすべて潰そうとせず、まずリスト化して可視化する
  • 優先順位は「出題頻度×予想配点」で決める。感覚だけで選ばない
  • 頻度も予想配点も低い論点は、あえて「捨てる」判断も直前期には必要
  • 優先度TOP3だけに時間を集中させるのが12日前の正しい戦い方

📚 私が使っているテキスト

弱点の頻度を確認するときも、結局この過去問題集に戻ります。5回分を解いた今だからこそ、どの論点が繰り返し出ているかが自分の目で分かるようになりました。

🎥 動画講義でも学べます(簿記の教室メイプル)

わたしが独学で活用している「簿記の教室メイプル」の該当講義です。財務諸表 第12回 貸倒引当金の算定方法は、私の弱点リストでも上位に入っていた論点でした。この記事と合わせて視聴すると理解が深まります。

リスト化

弱点をリスト化する方法

試験まで12日。過去問5回分を解き終えて、正直「弱点はもう全部分かっている」つもりでいました。でも実際にノートに書き出してみると、想像以上に数が多くて我ながら驚きました。私がやったのは単純で、5回分の答案で間違えた論点をひとつずつ箇条書きにしていくことです。貸倒引当金の算定、有価証券評価差額、キャッシュフロー計算書の区分、デュポンシステムの分解あたりが繰り返し出てきました。頭の中だけで「なんとなく苦手」と思っているのと、紙に書き出して数えるのとでは、見え方がまったく違います。

書き出す作業をしていて気づいたのは、「苦手だと思っていたのに実は解けている論点」と「得意だと思い込んでいたのに実は毎回ミスしている論点」の両方があったことです。感覚と実際の答案結果には、思っている以上にズレがあります。特に有価証券の評価差額は、自分では理解しているつもりでしたが、5回分を見返すと2回、純資産の部への計上を間違えていました。こうした思い込みのズレに気づけたことが、リスト化の一番の収穫でした。

頻度×配点

頻度×予想配点で優先度を決める

リストができたら、次にやるのは優先順位付けです。私は「5回分の過去問で何回出たか(頻度)」と「配点の大きさ」の2軸で、それぞれの弱点に点数をつけました。なお建設業経理士の配点は建設業振興基金から公表されていないので、ここでいう配点は市販の過去問題集に載っている予想配点を目安にしたものです。頻度が高くて配点も大きい論点は最優先。逆に、5回中1回しか出ていなくて配点も小さい論点は、優先度を下げます。感覚で「なんとなく不安だから」という理由だけで手を広げると、直前期の限られた時間があっという間に溶けてしまいます。

具体的には、頻度を5点満点、配点を5点満点で自己採点し、掛け合わせた数字を弱点ごとにノートの端に書き込んでいきました。貸倒引当金は頻度4点×配点4点で16点、逆に一度しか出ていない特殊な圧縮記帳の変則パターンは頻度1点×配点2点で2点、といった具合です。数字にしてしまうと、優先順位で迷う余地がほとんどなくなります。感覚的な不安に振り回されず、機械的に順番を決められるのがこの方法のいいところだと感じました。

頻度は過去問5回分で数える

1回だけの演習では偶然の可能性もありますが、5回分見れば傾向がかなりはっきりします。私の場合、貸倒引当金は5回中4回、キャッシュフロー計算書の区分は5回中3回出ていました。

せきさんくん
せきさんくん
現場でも同じですよ。全部の材料を完璧に把握しようとすると時間が足りなくなる。数量が多くて単価の高いものから優先して押さえるのが積算のセオリーです。
捨てる判断

「捨てる」判断も選択肢に

優先順位をつける作業でいちばん勇気がいるのが、「これは捨てる」と決めることです。私のリストの中にも、5回中1回しか出ておらず、しかも配点が小さい論点がいくつかありました。正直、完全に理解しないまま試験に臨むのは不安です。でも、残り12日という時間を考えると、頻度も配点も低い論点に時間を使うより、頻出論点の精度を上げる方が総得点は伸びます。捨てるというより「今回は優先しない」と割り切ることが、直前期には必要な判断だと感じました。

合格の目安が正答率70%程度とされていることを考えると、すべての論点を完璧に仕上げる必要はありません。優先度の低い論点を切り捨てる代わりに、頻出論点で確実に得点を積み上げる。この発想の転換ができるかどうかで、直前期の時間の使い方は大きく変わってきます。

TOP3集中

優先度TOP3への時間集中

私が最終的に絞り込んだ優先度TOP3は、貸倒引当金の算定、キャッシュフロー計算書の区分、デュポンシステムによる分解でした。この3つに、残り12日のうち最初の4日をまとめて充てることに決めました。1つの論点を1日で仕上げるくらいの密度で、朝の学習時間と夜の見直し時間を全部この3つに使います。分散させずに集中させることで、中途半端な理解のまま試験を迎えるリスクをかなり減らせると考えています。

1日目は貸倒引当金だけを、過去問の類題を3問解いて仕訳の型を固める日にしました。2日目はキャッシュフロー計算書の区分表示を、営業活動・投資活動・財務活動のどこに何が入るかを表にまとめ直す日に。3日目はデュポンシステムの分解を、公式を声に出しながら実際の数値で計算する練習にあてました。4日目は3つを通しでもう一度解き直し、抜けている部分だけをピンポイントで復習する日です。1つの論点に1日を丸ごと使うのは贅沢に感じるかもしれませんが、中途半端に3つを並行するより、結果的に定着が早いと感じています。

けいりん
けいりん
直前期にあれもこれも手を出す人ほど、本番で全部中途半端になりがちだからね。3つに絞るのは勇気がいるけど、正しい判断だと思うよ。
1週間の型

直前1週間の弱点対策の型

TOP3への集中期間が終わった後、残る1週間は「解いて確認する」の繰り返しに切り替える予定です。新しい論点には手をつけず、TOP3を含めた頻出論点だけを毎朝1問ずつ解き直し、間違えたところだけをその場で復習する。範囲を広げるのではなく、絞った範囲の精度をひたすら上げていくのが、直前1週間の型になりそうです。

この型を思いついたきっかけは、経理の日常業務でした。月次決算の締めの時期、限られた時間の中でミスなく処理を終わらせるために、私は「新しいやり方を試すのは締め日から遠いとき、締め日が近づいたら慣れたやり方だけを繰り返す」というルールを自然と身につけていました。試験勉強も同じで、直前になるほど新しい方法や範囲を試すのはリスクが高くなります。優先順位をつけて絞り込んだ範囲を、最後まで信じて繰り返すことが、限られた12日間での一番堅実な戦い方だと思っています。

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まとめ

試験まで12日、弱点は書き出してみるまで全体像が見えませんでした。頻度と配点で優先順位をつけ、TOP3に時間を集中させる。捨てる判断も含めて、限られた時間をどこに使うかを決めることが、直前期の一番大事な作業だと感じています。

おけい
おけい
全部を完璧にはできないからこそ、どこに時間を使うかが勝負。残り12日、一緒に絞り込んでいきましょう。