内装業・内装工事の利益率はどれくらい?儲かる内装屋の特徴と改善ポイント

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経理担当
経理担当
内装業って参入はしやすいけど、売上はあるのにお金が残らない…うちは儲かってる方なの?それともマズいの?
けいりん
けいりん
利益率の目安を知ると、自社の現在地がはっきり分かるよ!平均値・利益が残らない理由・儲かる会社の特徴まで、順番にやさしく見ていこうね^^

今回の記事でわかること

  • 内装業の平均利益率(粗利益率・営業利益率)の目安
  • 利益が残らない3つの共通原因
  • 儲かる会社の3つの特徴
  • 明日から始められる利益改善のポイント

建設業の中でも、内装業は比較的参入しやすい業種ですが、その一方で「利益が残らない」と悩む会社も少なくありません。

「売上はあるのにお金が残らない」
「忙しいのに利益が出ていない」

このような悩みを抱えている内装会社は多いのではないでしょうか。

実際、内装業は材料費・外注費・人件費など多くのコストがかかるため、適切に管理しなければ利益が出にくい業種です。

この記事では

・内装業の平均利益率
・利益が出ない会社の共通点
・儲かる会社の特徴

を分かりやすく解説します。

これから会社経営を安定させたい方や、利益改善を考えている方はぜひ参考にしてください。


内装業の利益率の全体像

内装業・内装工事の平均利益率

まず気になるのが、内装業の利益率です。

一般的に建設業の利益率は以下のような目安と言われています。

内装業の利益率の目安
利益区分目安
粗利益率20〜30%
営業利益率5〜10%

内装業の場合、材料費や外注費の割合が高いため、粗利益率は20〜30%程度が一般的です。

例えば、1,000万円の工事の場合を考えてみましょう。

売上:1,000万円
材料費・外注費:700万円

粗利益:300万円(粗利益率30%)

ここから

・人件費
・事務所家賃
・車両費
・保険
・通信費

などの経費を差し引いたものが最終的な利益になります。

そのため、最終的な営業利益は5〜10%程度になることが多いです。

もし営業利益が5%を下回っている場合は、原価管理や経費管理の見直しが必要かもしれません。

けいりん
けいりん
まずは決算書を開いて、自社の営業利益率を計算してみてね!5%を切ってたら、原価か経費のどちらかに改善ポイントがあるよ^^

利益が残らない3大原因

内装業で利益が残らない理由

売上はあるのに利益が残らない会社には、いくつかの共通点があります。

ここでは代表的な原因を紹介します。

原価管理ができていない

建設業では、工事ごとの原価管理がとても重要です。

しかし実際には

・材料費を正確に把握していない
・外注費が想定より高くなる
・追加工事の請求をしていない

このようなケースが多く見られます。

工事が終わってから「思ったより利益が少ない」と気づく会社も少なくありません。

原価を把握せずに工事を進めてしまうと、知らないうちに利益が減ってしまいます。

見積もりが安すぎる

仕事を取りたいあまり、見積もりを安く出してしまうケースもよくあります。

特に下請け工事の場合、

「次も仕事をもらいたい」
「他社に取られたくない」

という理由で、利益を削ってしまうことがあります。

しかし、利益が出ない価格で仕事を続けても、会社の経営は安定しません。

適正な利益を確保した見積もりを出すことが重要です。

経費が多すぎる

利益が残らない原因として、経費の増加もあります。

例えば

・車両費
・ガソリン代
・工具
・通信費
・事務所費用

などが積み重なると、利益を圧迫してしまいます。

特に従業員が増えると経費も増えるため、定期的に見直すことが大切です。

けいりん
けいりん
原価・見積・経費の3つは「利益が残らない3点セット」!どれか1つでも放置すると、忙しいのにお金が残らない状態になっちゃうよ…

儲かる会社の3つの特徴

儲かる内装屋・内装会社の特徴

では、利益が出ている会社にはどのような特徴があるのでしょうか。

実際の内装会社を見ると、共通しているポイントがあります。

原価管理を徹底している

利益が出ている会社は、工事ごとの原価をしっかり管理しています。

例えば

・工事ごとに原価表を作る
・材料費を必ず記録する
・外注費を事前に確認する

このように、工事ごとの利益を把握しています。

工事ごとの利益が分かれば

「どの工事が儲かっているのか」
「どの工事で利益が出ていないのか」

を分析することができます。

見積もりの精度が高い

儲かる会社は、見積もりの精度が高い傾向があります。

その理由は

・過去の原価データを持っている
・材料費を正確に把握している
・工事の手間を計算できる

からです。

見積もりの精度が高いほど、利益が安定します。

番頭や現場管理がしっかりしている

内装業では、現場をまとめる「番頭」の存在がとても重要です。

番頭の役割は

・職人の手配
・工程管理
・材料管理
・現場トラブル対応

など多岐にわたります。

番頭が優秀な会社は

・工事がスムーズに進む
・無駄なコストが減る
・利益が安定する

という特徴があります。

けいりん
けいりん
儲かる会社の共通点は「数字を見ている」こと!工事別の利益が見えるだけで、判断のスピードがガラッと変わるよ^^

利益を上げる3ポイント

内装業で利益を上げるためのポイント

最後に、利益改善のために意識したいポイントを紹介します。

工事ごとの利益を必ず確認する

建設業では、会社全体の利益だけでなく、工事ごとの利益を確認することが重要です。

工事ごとの利益を把握することで

・利益の出る工事
・利益の出ない工事

を見極めることができます。

原価管理を仕組み化する

原価管理は、担当者の感覚ではなく「仕組み」で行うことが重要です。

例えば

・原価管理表を作る
・材料費を毎回記録する
・工事ごとに利益を確認する

このような仕組みを作ることで、利益管理がしやすくなります。

資金繰りも意識する

建設業では、利益だけでなく資金繰りも重要です。

工事が終わってから入金まで時間がかかることも多いため、

・支払いサイト
・入金サイト

を把握しておく必要があります。

資金繰りを意識した経営を行うことで、会社の安定につながります。

けいりん
けいりん
利益と資金繰りはセットで見るのが大事!「利益は出てるのに残高が減る」のは入金サイトと支払いサイトのズレが原因のことが多いよ^^

内装屋は儲かる?よくある疑問Q&A

「内装屋は儲かるの?」という疑問をよく耳にします。ここでは、現場でよく出る疑問に答えます。

Q. 内装屋(一人親方)の利益率はどれくらい?

一人親方の内装屋の場合、材料費・外注費がかからない分、粗利益率は30〜50%に達することもあります。ただし、人件費(自分の給与分)や道具・車両の維持費を差し引くと、手元に残る実質利益は20〜30%程度が目安です。

Q. 内装工事の利益率が低い原因は?

内装工事の利益率が低くなりがちな主な原因は以下の3つです。

  • 見積もりが安すぎる(材料費・人工の見落とし)
  • 工期延長・手戻りによる追加コスト
  • 下請け単価の低さ(元請けへの交渉力不足)

Q. 内装業で儲かっている会社は何が違う?

儲かる内装屋・内装会社は、「工事ごとの原価管理」と「見積もり精度」に力を入れています。月次で工事別の利益を確認し、利益が出ない工事の受注を見直す仕組みがあることが共通点です。

月1回の数字チェック

まとめ

内装業の利益率は

・粗利益率:20〜30%
・営業利益率:5〜10%

が一般的な目安です。

しかし実際には

・原価管理
・見積もり
・経費管理

によって利益は大きく変わります。

儲かる会社の多くは

・原価管理を徹底している
・見積もりの精度が高い
・現場管理がしっかりしている

という特徴があります。

内装業は、管理の仕組みを整えることで利益を大きく改善できる業種です。

まずは工事ごとの利益を把握することから始めてみてください。

けいりん
けいりん
利益率は「数字の通信簿」!まずは決算書か月次試算表で自社の数字をチェックして、改善のヒントを見つけていこうね♪

この記事のまとめ

  • 内装業の目安は粗利20〜30%・営業利益5〜10%
  • 利益が残らない3大原因は原価管理・見積・経費
  • 儲かる会社は工事別損益を必ず見ている
  • 利益と資金繰りはセットで管理する

以上、けいりんでした!

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