内装業の売上管理と経理の仕事|工事ごとの管理とソフトの選び方

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おけい
おけい
こんにちは、建設業7年目のおけいです。内装下地の専門工事会社で、経理を一人で担当しています。この記事では、経理の仕事の中身と、売上管理のやり方・道具の選び方をまとめました。
けいりん
けいりん
内装業の経理は、会社のお金を守る最後の砦だよ!独自の悩みもあるけど、押さえるポイントを理解すればグッとラクになるから、一緒に整理しようね^^

今回の記事でわかること

  • 内装業における経理の役割
  • 内装業の経理の主な仕事内容
  • よくある悩みと対処法
  • 経理をスムーズに回すポイント

内装業の会社では、現場の仕事が中心になるため、どうしても「経理の仕事」が後回しになりがちです。

社長や番頭が現場に出ていると、

  • 請求書はいつ出すのか
  • 入金は確認できているのか
  • 外注費の支払いは大丈夫か

といったお金の管理が曖昧になってしまうこともあります。

しかし、会社を長く続けていくためには
「お金の流れをしっかり管理すること」がとても重要です。

その役割を担うのが経理です。

この記事では、内装業における

  • 経理の仕事内容
  • 現場との関わり方
  • 会社のお金を守るポイント

について、実務目線で分かりやすく解説します。

同じ悩みを抱えている内装業の方の参考になれば幸いです。


🔍 先に結論

  • 内装業の売上管理は、工事ごとに「売上・請求・入金」をそろえて見るのが基本
  • 内装業ならではの注意点は、元請けごとの締め日と入金日・出来高請求の残り・追加工事の請求漏れの3つ
  • 会計ソフトだけでは工事ごとの管理は難しい。現場が少ないうちはExcelの工事台帳、増えたら原価管理ソフトを検討する
経理は会社のお金を守る最後の砦

内装業における経理とは?

内装業の経理の役割を一言で言うと

会社のお金の流れを管理する仕事

です。

具体的には次のような業務があります。

  • 売上管理
  • 請求書発行
  • 入金管理
  • 支払い管理
  • 会計処理

現場の仕事とは違い、表に出ることは少ないですが、
経理がしっかりしている会社ほど

経営が安定している

という特徴があります。


内装業経理の主な5つの仕事

内装業の経理の主な仕事内容

内装業の経理の仕事は、主に次の7つに分けることができます。


請求書の作成

内装工事が完了したら、取引先へ請求書を発行します。

請求書には通常次のような内容を記載します。

  • 工事名
  • 工事内容
  • 請求金額
  • 支払期限

内装業では

  • 月末締め翌月払い
  • 工事完了後請求

など、取引先によって請求のタイミングが違うこともあります。

そのため経理は
請求漏れがないかを確認することが重要です。

請求が遅れると、その分入金も遅れてしまいます。


入金管理

請求書を発行した後は、入金の確認を行います。

具体的には

  • 振込の確認
  • 未入金のチェック

などです。

内装業では

  • 入金遅れ
  • 請求金額の相違

が起きることもあります。

そのため経理は
請求書と入金を照らし合わせる作業を行います。

未入金がある場合は、社長や番頭と相談して対応することになります。


支払い管理

内装業では、外注の職人や材料業者への支払いがあります。

例えば

  • 外注費
  • 材料費
  • 工具や備品

などです。

支払い管理では

  • 支払日
  • 支払金額
  • 支払先

を整理しておく必要があります。

支払い管理ができていないと

  • 支払い遅れ
  • 二重支払い

などのトラブルにつながることもあります。


経費管理

会社を運営するには、さまざまな経費が発生します。

例えば

  • 車両費
  • 工具代
  • 通信費
  • 事務所家賃

などです。

経理はこれらの経費を整理して
会社のお金の流れを把握する役割があります。

経費を把握していないと、会社の利益も見えなくなります。


会計処理

経理は会計処理も行います。

具体的には

  • 仕訳入力
  • 会計ソフトへの入力
  • 試算表の作成

などです。

試算表を確認することで

  • 売上
  • 経費
  • 利益

といった会社の数字が見えてきます。

社長が経営判断をするためにも、この数字はとても重要です。


けいりん
けいりん
内装業の経理は工事台帳・外注費・入金ズレと、一般業種と違う悩みが多いんだ…独自のルールをつくるのが大事だよ^^

売上管理

内装業の経理において、売上管理は資金繰りの要です。工事完了後に売上を計上し、入金予定を管理することで未回収を防ぎます。

具体的な売上管理の流れ:

  • 工事完了時に売上計上(工事完成基準 or 工事進行基準)
  • 請求書の発行と入金予定日の管理
  • 月末に未入金リストをチェック
  • 入金遅延があれば元請けへ早めに確認

内装業は工期が短い案件が多いため、月次で売上と入金のズレを把握することが重要です。

内装業の売上管理で、とくに見ておきたいのは次の3つです。

  • 元請けごとの締め日と入金日:同じ月の請求でも、入金日は取引先ごとに違います
  • 出来高請求の残り:契約額のうち、請求済みと未請求を工事ごとに持っておきます
  • 追加工事の請求:小さな追加ほど、請求書を出し忘れやすくなります

🏢 私の会社の場合

私の会社では、元請けへの請求はほとんどの現場が出来高請求です。入金の条件も元請けによって違い、「15日締め・翌月末払い」のところもあれば、「月末締め・翌々月5日払い」のところもあります。

入金はネットバンキングで、入金日ごとに必ず確認しています。期日を過ぎても入っていなければ、翌日に連絡します。以前、追加工事の請求書を出し忘れていて、後から気づいたこともありました。


原価管理

原価管理は、工事ごとにかかったコストを把握し、利益が出ているかを確認する作業です。内装業では外注費・材料費・人工費が主な原価となります。

原価管理でチェックすること:

  • 見積もりと実際の原価のズレ(予算実績管理)
  • 外注費・材料費の請求書との照合
  • 工事ごとの粗利益率の確認
  • 原価が見積もりを超えた原因の把握

内装業の原価管理は、経理担当者だけでなく現場の番頭・職長との情報共有が欠かせません。「材料を何にいくらで買ったか」「追加工事が発生したか」などを現場から経理へ速やかに共有する仕組みを作ることが、正確な原価管理への第一歩です。

売上管理はExcel?ソフト?選び方の目安

売上管理の道具を選ぶ前に知っておきたいのは、会計ソフトだけでは工事ごとの管理が難しいことです。たとえば弥生会計 Nextは、公式のよくある質問で、工事別の管理には対応していないと案内しています。工事ごとの売上と原価は、工事台帳か原価管理ソフトで持つことになります。

私の会社では、会計はパソコンに入れて使う弥生会計、工事ごとの原価は税理士に勧められた「建設原価ビルダー5」で管理しています。請求と入金の管理は、以前はExcel、今はAIで自作したツールです。市販の売上管理ソフトは使っていないので、使い心地の比較はできません。

現場の数が少ないうちは、Excelの工事台帳で十分に回ります。価格帯ごとの選び方は内装業の原価管理ソフト価格はいくら?料金相場と選び方に、Excelで始めたい方向けのテンプレート(noteで販売している有料のExcelです)は工事台帳テンプレートの中身と使い方にまとめています。

よくある3つの悩み

内装業の経理でよくある悩み

内装業の会社では、経理に関して次のような悩みがよくあります。


現場情報が分からない

内装業では現場が中心の仕事のため、

  • 工事が終わったのか
  • まだ工事中なのか

といった情報が、経理には分からないことがあります。

そのため
番頭や社長との情報共有がとても大切になります。


請求漏れが起きる

工事が増えると、請求漏れが起きることもあります。

例えば

  • 小さな追加工事
  • 急な補修工事

などです。

こうした工事も請求しないと
売上になりません。


原価が見えない

内装業では

  • 材料費
  • 外注費

などの原価があります。

これが把握できていないと
利益が分からないという問題が起きます。


スムーズにする3ポイント

内装業の経理をスムーズにするポイント

内装業で経理業務をスムーズにするためには、いくつかのポイントがあります。


工事管理表を作る

工事管理表を作ることで

  • 工事状況
  • 請求状況
  • 入金状況

を整理することができます。


情報共有をする

社長、番頭、経理で

  • 工事完了情報
  • 原価情報

を共有することで、請求漏れを防ぐことができます。


月次で数字を確認する

毎月

  • 売上
  • 経費
  • 利益

を確認することで、会社の経営状況が見えてきます。


けいりん
けいりん
スムーズにする最大のコツは「仕組み化」!ルールと書式が決まれば、誰がやっても同じ結果になるよ!
経理は数字で会社を支える仕事

まとめ

内装業の経理の仕事は、
会社のお金を守る重要な役割です。

主な仕事内容は次の通りです。

  • 請求書作成
  • 入金管理
  • 支払い管理
  • 経費管理
  • 会計処理
  • 売上管理
  • 原価管理

内装業では現場の仕事が中心になりますが、
経理がしっかりしている会社ほど

経営が安定する傾向があります。

社長、番頭、経理がそれぞれの役割を理解し、
情報を共有することで会社はよりスムーズに回ります。

同じ内装業の方の参考になれば嬉しいです。

けいりん
けいりん
経理は地味に見えて、会社の数字をいちばん近くで見ている大切な仕事!社長の判断を支える存在だから、誇りを持って取り組んでいこうね♪

この記事のまとめ

  • 内装業の経理は「お金を守る」重要な役割
  • 主な仕事は請求・入金・支払い・経費・会計処理・売上・原価の7つ
  • 入金ズレや工事原価の把握が独自の悩み
  • 仕組み化と工事別管理でスムーズに回る

以上、建設業7年目のおけいでした!

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